宮崎県への転職

はじめに・・・

皆様は「海や山の自然近い環境で子育てしたいな」、「青空と青い海の側で暮らしたい」などその様な憧れや理想をもったことはありませんか?
今回は宮崎への転職のメリットや宮崎のお仕事事情を紹介させていただきます。

宮崎の特徴について

はじめに、皆様は「海や山の自然近い環境で子育てしたいな」、「青空と青い海の側で暮らしたい」などその様な憧れや理想をもったことはございませんか?
今までの地方への転職や移住というと「定年退職したあとの田舎暮らし」というイメージだったと思いますが、最近では若い方々でもかなり広がってきております。

宮崎県へ転職のメリットは大きく4つあります。

1.とにかく、物価が安い

宮崎に住んでいて感じることは「物価が安い」ことです。
私(=コラム作成時宮崎支店長)自身の感覚ではなく実際の数値でもでております。
総務省統計局調査の「平均消費者物価地域差指数(総合)」では、平成25年(2013年)に全国一の安さになりました。
その後も3年連続全国一の安さを誇り、現在でも全国的にも常に上位を維持しております。

ですから、年収が今までと同じ、あるいは移住することで一旦収入が下がったとしても、全体的な支出を減らすことで生活水準は変化することなく生活ができます。また、魚、野菜、肉(鳥、豚、牛)も非常に安くて味もとてもおいしいです。

2.年間を通じて温暖な気候

宮崎県内の気候は冬でもとても暖かいのが特徴的で湿気も少なくカラッとした天気で非常に過ごしやすい気候になっております。
県のキャッチフレーズが「日本のひなた宮崎県」といいますが実際、県内の年間平均気温は17.7℃です。日照時間に関して九州1位ととても長く、快晴日数も全国平均日数が年間約26日に対し、宮崎県はその約2倍の51日間もあり全国において第2位になります。
※日照時間というのは1日のうちで直接日光自体が地表を照らした時間のこととなります。

温暖な気候と快晴日の数の多さをよく評価され、近年ではプロ野球、Jリーグ等のキャンプも毎年行われております。また、今までほとんど雪が降ったこともなく、他県では一番冷え込む1月、2月のとても寒い時期でも上着も着用しない方もいるほどです。
(データ参照:政府統計の総合窓口 e-Stat[集計期間:2008-2017年度分])

▼集計表

3.通勤・通学時間が短い

県外からの転職を考えている方は特に通勤時間を気にされていると思いますが、宮崎県は他の件に比べてもまず渋滞はありません。また、日本の中でも通勤にかかる時間が短いです。

平成23年に実施された社会生活基本調査において、1日における通勤・通学にかかる時間が50分と日本でいちばん通勤時間が短いと感じる県となりました。
※平成28年に実施された社会生活基本調査では通勤通学にかかる時間が59分と全国平均の1時間19分よりも20分短く、全国6位という結果になっています。

ですので、宮崎に転職・移住したら、今まで通学、通勤に長い時間を使っていた分を自分のための時間に回すことができるというプラスのメリットもあります。

4.県民性(人)が良い、人があたたかい

私も色々な県を転勤して参りましたが、特徴的な点として宮崎は「県民性が非常におおらかであたたかい」です。よく九州男児とは言われますが宮崎県の男性はその逆のタイプが多いかもしれません。

宮崎の男性をよく【いもがらぼくと】と表現する言葉がありますが、これか見かけが立派で頼もしいイメージがありますが実際がお人よしという意味です。
暖かな気候のおかげか全体的に割と温厚でおおらかな方が多いです。

宮崎における仕事事情

宮崎県をエリアによって大きく分けると宮崎市・都城市・延岡市の3つに分けられます。
また、それぞれに業種・職種に特徴があります。

宮崎市の仕事事情

現在、宮崎県・市においても非常に企業誘致が盛んで近年は市内中心部から宮崎駅前までのエリアだけで10社近くのコールセンターが進出して来ております。しかも100名以上の人材が稼働する規模に会社となりますので電話オペレーターや事業に伴う事務業務などの中途から新規まで数多くの求人が出ている状況です。
また市内中心部に大型商業施設もございますのでサービス・販売系の求人も増えてきております。

都城市の仕事事情

都城市の場合ですが、肉加工品や乳製品、焼酎製造などの産業が盛んで、全国有数の食料供給基地として広く知られています。市の農業は、農業産出額の約8割を畜産業が占めていることが特徴で肉用牛の飼養頭数は県内でも最多を誇り、全国でもトップクラスの和牛一大産地です。
ですので、焼酎製造に伴う工場関連の求人畜産関連の絡んだ求人が多く出てくることもこのエリアの特徴でございます。また、最近では農林畜産業者が主体となり、加工・販売までを一体的に担う6次産業化を強力に推進しており、販売に伴う商品開発、営業開発関連の求人を頂くことも増えてきました。

延岡市の仕事事情

次に延岡市の場合ですが、県内屈指の工業地帯です。
特に戦後、化学、繊維、住宅建材、エレクトロニクス、医薬品、医療の分野が盛んで、最近では東九州道が大分まで延伸し陸上交通の利便性が向上したことから鉄工団地等の他の工業団地の勢いがあり、製鉄に関わる分野に絡む求人も増加してきております。

また、宮崎県として現在、県外より企業を誘致しIT企業などの受け入れを非常に積極的に行っております。宮崎の中心部には地場企業・誘致企業合わせて約3000人がIT・ICT産業に関わっています。
また、県内の融資企業と県の方ではさらにこの雇用を増やしていこうと新規事業も立ち上げております。
現在、社内の半数がUIJターンのような企業もあるので、IT分野の経験のある方やスキルに自信のある方は、そのようなプロジェクトを活用し就業する働き方も良いかもしれません。

ほかにも宮崎は別名「太陽と緑の国」とも言われており、1次産業が常に盛んです。
新たに農業を始めたい人向けの情報提供などや相談を受けてくれる宮崎県新規就農相談センターなどがあります。
実際、多くの方がいちご農家、ぶどう農家に転身し、就農として楽しみながらお仕事をしている場面も見受けられます。

宮崎県の有効求人倍率

現在における宮崎県の有効求人倍率が1.49倍(全国平均1.63倍)、全国に比べ低いのですが県内における労働人口のストロー化現象によって他県へ人口流失が増加傾向にあり、年々人材不足は深刻化しています。
これから地方で活躍して頂ける人材の確保は企業においても優先課題であり生命線となります。
本気で地方で転職を考える方にとっては、企業が受け止めてくれる環境は今、まさに整っています。
年々、我々の様な人材紹介会社へ依頼を頂く企業が増えてきております。

※宮崎労働局HPより参照

最後に

コラムを読んで頂き有難うございます。
年々、宮崎へ移住されてくる世帯の数も増えていき今では1年間で約400世帯。2006年から統計を取り始めて最高になったそうです。
宮崎へいらっしゃる方の理由は人それぞれすが、私も実際に住んでみてとても住みやすく、人があたたかい環境の宮崎というエリアは、子育て層にも人気ですし、また、老後の移住先や、趣味のサーフィン、最近では空が青く綺麗な海の近くで住んでみたいという独身の方も結構いらっしゃいます。早朝に海に少し浸かって、その後、朝食を食べて仕事に向かうなんて海外のようなライフスタイルが現実にできてしまうのも宮崎ならではの魅力であります。
これからの長い人生においてご自身がどのような環境で働き、どのようにプライベートを過ごしていくのか、これから働き方改革関連法案で大きく変わる労働環境の中で、皆様は今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
宮崎は仕事とプライベートを組み立てやすい環境だと思います。
是非、自分の人生の選択の中に「宮崎」を検討事項の1つにして頂き、更にはそのお手伝いを私どもでさせて頂ければ幸いです。
また、弊社へご相談頂いた際にご紹介できる求人がない場合でも、ご自身のご希望に沿う求人の開拓ならびにご紹介に努めさせて頂きますので何卒、お気軽にご相談下さい。

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