福岡県北九州市へのUターン実例と北九州市の魅力
今回は東京から北九州へ転職した方のUターン実例と北九州市の魅力についてをご紹介させていただきます。
北九州への転職の際に、参考にしていただけますと幸いです。
— 目次 —
北九州市へのUターン実例
家族と過ごす時間を重視
Uターン転職をして初めて分かった事
Tさん/38歳/男性/独身/年収600万 ⇒ 年収580万
≪前職≫
東京のIT企業でのインフラエンジニア
≪転職企業≫
福岡県北九州市 地場IT企業
1.転職活動の開始
Tさんは、東京の大学を出てそのまま東京の大手IT企業に就職。しかし、長男ということもあり、福岡に住むご両親の近くに40歳をむかえる前に帰りたいとご相談がありました。
いずれは、福岡に帰りたいと考えていたので、なるべく30代のうちに転職した方が有利だろうと思い転職活動を開始しました。
37歳で転職活動を開始しましたが、仕事のあいまに自分一人での転職活動は非常に大変だったそうでモチベーションをあげるのに一苦労、なかなか効率的に活動できずの状況の中、福岡の転職に強いエージェント会社を検索し登録を行ったようです。
2.キャリアアドバイザーによる転職相談
キャリアアドバイザーが電話面談やスカイプ面談をおこない、TさんのUターン転職において決め手となる要望をお聞きしました。
要望としては両親の住む自宅近くで同じような仕事があればという事と、現在の収入と同じぐらいか、若しくは少し下がっても転勤がない地域限定での受入企業を紹介してほしいという要望がありました。Uターンでの転職は10年
ぐらいの間は転勤がない条件でお願いされるケースがほとんどです。
Tさんは転勤がない地場企業への転職が第一希望で収入面は少しさがっても問題ないと言う事でした。
3.不安な転職活動
しかし、Tさんは要望通りのUターン転職ができるのかどうか不安を感じていました。規模の小さな企業しかなく、仕事のスケールも年収も大幅にダウンするのではないかということ。
20代であればエンジニア求人は比較的豊富です。
しかし、30代後半での転職の受け入れ企業求人は限られています。そんな中タイミングよく、Tさんの経験が生かせる求人が数社見つかりご紹介しました。
数社のうちの1社が実家に週末等で通える範囲にあり、また若いエンジニアのチームリーダーとしてのポジションという事でTさんの希望と一致する点があり応募する事となりました。
4.面接に向けて
履歴書、職務経歴書をご郵送いただきキャリアアドバイザーが添削をおこない、地域との結びつきやふるさとへ貢献する想いなどの記載と面接でのアピール等アドバイスをおこないました。
通常、転勤がある企業では上記内容がマイナスになる事がありますが、今回の企業様は地元に貢献できる人材を探しておりましたので、しっかりと将来的な方向性を定めお互いの想いをマッチングするよう心がけました。
ただし、従業員数が数十人規模の地場中小企業。1,000人規模の企業に勤務していた彼にとっては、正直なところ、物足りなく感じていたようです。しかし規模は小さいとはいえ、地場の優良企業ですので、Tさんは、成長性を
秘めた企業の方向性と今迄の経験が活かせるという事で応募にいたりました。
5.転職決意
面接では企業様の配慮もあり就業場所や業務内容の確認等を実際に働いている社員も交えおこないました。また代表である社長と話をするうちに、企業の魅力また会社の社風等が少しずつ理解し不安のほうも解消されていきました。
初めての転職で全てに於いて不安が付きまとっていましたが、面接の場での企業様のざっくばらんな対応と、キャリアプランに関しては明確にご回答いただいた事でこの職場で働くイメージが湧き転職の決意をされました。
現在の年収より20万低い条件での提示となりましたが将来的な伸びしろある企業への転職を前向きにとらえ自分の頑張りで収入面も変わってくるとの事で決意を固くされたそうです。
6.転職後
転職の件を実家のご両親にお話ししたところ大変喜んでいたそうです。
報告した晩は久しぶりに母親手作りのオムライスを食べたそうで、小さいころから大好きで県外にでて実家に帰れなかったあいだもこの味が忘れられなかったとの事です。
会社に近く、実家にすぐ帰れる場所に部屋を借り、新生活をスタートさせました。
週末は地元の友人と食事に行ったりまた実家で過ごしたりで公私ともに充実しているそうです。
北九州市の魅力
1.公害の街から環境先進都市へ
北九州市は日本を代表する鉄の街です。
その為公害に悩まされていた時期もありましたが、現在ではアジアでの「環境先進都市」の実現をめざし、いろいろな取り組みを行っています。
北九州市HP/「暮らしの情報」参照
2.物価が安く子育て環境No.1都市
物価も政令指定都市の中で一番安く住みやすい住環境があります。
また政令指定都市の中で子育てしやすい街5年連続1位です。
病院、公園、スーパーが多く24時間365日の小児救急センターも北九州市内に4件ありこの数も全国1位です。最近ではじわじわと子育て世代の若い方の移住先として人気がでてきています。
「北九州ライフHP/北九州市の子育て」参照
3.シニア世代住みたい都市No.1
この環境をつくりだしたのが50歳以上のシニア世代ですがシニア世代にとっても移住したい都市でNO.1に選ばれました。人口が多くて都会でインフラが発達しているが田舎の側面があり食べ物がおいしく物価が安いというところ がシニア世代に人気があるようです。
食の面で補足ですが魚は安くておいしいです。
東京では同じ金額では食べられない食材がたくさんあります。
「『田舎暮らしの本』 2019年版『住みたい田舎』ベストランキング」より
4.気さくで優しい人柄
北九州市民の人柄ですが一言でいうと気さくで優しいおせっかい気質です。
県外からくる方との垣根がなくすぐ友達になる。北九州にお越しの際は、スマートフォンで調べる前に北九州市民に道を尋ねてください身振り手振りで教えてくれます。
初めて住む方は感激する方が多いようです。
最後に
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