第二新卒の転職のコツを伝授!転職の成功率を上げるには?
転職の成功率を上げるには?
思うように自分を表現できずにいて、転職が上手くいかなくて悩んでいるあなた!第二新卒の転職のコツを知れば自分の転職の成功率も上がるのではないか?と思ったことはありませんか?
今回は、第二新卒の転職の成功率を上げる方法についてご紹介します。このコラムを読むことで、第二新卒の転職のコツが身に付きます!
そもそも第二新卒とは
転職サイトを見ているとよく「第二新卒歓迎!」という言葉を目にしませんか?最近の中途採用事情として第二新卒を積極的に採用する企業が増加しています。
しかし、そもそも第二新卒とはどんな人たちのことを指すのかご存じでしょうか?結論から言ってしまうと「第二新卒」という言葉に明確な定義はございません。採用する企業から見ても明確なこの年齢までという定義は企業によってバラバラです。
一概には定義できませんが、「新卒で入社して3年未満の求職者」や「4年生大学卒業なら25~26歳までの求職者」を指す事が多いようです。企業により様々な定義がありますが、他の新卒学生や一般的な求職者と異なる点をまとめると「短期的な社会人経験があり、なおかつ20代前半~半ば」と言えるでしょう。
第二新卒の強み
現在、第二新卒の需要が高まっていると言われております。その背景として、人材不足に起因する新卒学生の採用難が挙げられます。事業継承、世代交代などのため企業は新卒採用を行いますが、中小企業を中心に新卒学生の採用が困難になっております。そこで、それを補填することを目的に第二新卒の採用数が増えてきているのです。
また「3年3割」と言われるように、新卒入社からの定着率の低さも第二新卒の転職の追い風となっております。実際我々にご依頼いただいている中でも多くの案件が第二新卒向けの求人であり、このことからも転職市場における第二新卒の需要の高さがお分かりだと思います。
では、転職市場において第二新卒の方はどのような事を強みとしていけばいいのでしょうか。
考えるポイントは2つです。
①第二新卒とはどんな人材か?
②なぜ企業は第二新卒を採用したいのか?
こちらは既に上述しておりますね。次に、第二新卒の方の強みについて、もう少し詳しく考えてみましょう。
第二新卒とはどんな人材か
第二新卒とは「短期的な社会人経験があり、なおかつ20代前半~半ば」とまとめることができました。言い換えれば「新卒学生と一般的な転職希望者の中間」と言える存在です。
では新卒や30代以上の求職者にはなく、第二新卒にある要素は何でしょうか。
まず、新卒と比べた場合ですが、第二新卒には【社会人経験】があります。ここで言う【社会人経験】は実務的なスキルではなく、他社との接し方や社内とのコミュニケーション方法など基礎的な内容になります。
新卒学生を採用した場合、企業はここから社員研修をしなくてはいけませんが、既にそれが備わっている第二新卒に関しては、コスト・時間の面で大いに採用メリットがあると言えます。
一方30代以上の求職者と比べた場合では【将来性】の有無に大きな利点があると言えます。
これは、下の内容に詳しく記載致します。
企業が第二新卒を採用したい理由
企業が第二新卒に注目し始めたのは、新卒採用が困難になってきたことが大きな要因としてありました。
つまり、本来なら新卒入社の学生に期待していたことが第二新卒にスライドして期待されるようになっているのです。
一般的に企業が新卒採用をする動機としては「事業を維持するための世代交代」「若い世代の価値観を社内に取り込みたい」といったことが多く挙げられます。
決して入社直後に即戦力となるようなことは求めておらず、将来的な会社の資産として新卒学生は位置づけをされています。このことは、第二新卒にも同様と言えます。
一般的に転職市場においては、年齢が高くなればなるほど募集職種の業務経験を有することが求められます。例えば30代の前半の方であれば、転職後には現場に立つことがメインになりますが、
40代~50代になるとチームや一つの部署をマネージメントすることが求められるようになります。
一方、第二新卒に対して企業が期待していることは【将来的な貢献】が大半を占めます。即戦力として前職経験がなくても【将来性】を訴えることが出来れば、採用担当者は魅力的な人材だと感じてくれるでしょう。
まとめ
第二新卒の強みとは?
■基礎的な社会人スキルが身についている
■将来性があり、次世代を担ってくれる
では、この強みをどのようにアピールすればいいのでしょうか。
以下では実際の選考場面を想定して考えてみましょう。
上手に転職するためには
希望先の企業でいよいよ面接、という時に「何をアピールすればいいのか?」と不安になる方も多く、よくご相談を頂きます。第二新卒は、就業経験が短いため、数字ベースでの実績や、社内で果たした役割をアピールしにくいことが一般的です。
中途採用の面接では、前職の経験をもとに話を進める場合が多いですが第二新卒の場合はどうしても内容が薄くなってしまい自分を魅力的に伝えることができません。ここで、第二新卒の強みを思い出してみましょう。
一つは基礎的な社会人スキルを有している点でしたね。この点については、書類の書き方や応対の仕方などから判断をしており、マナー的な要素が強くなります。一方、将来性があり、次世代を担ってくれる人材という点は面接時に十分にアピールすることができ、この点を納得してもらえれば内定が近づくと言えます。
では、企業はどのような点で【将来性】を判断するのでしょうか。大事な要素として、【自身のキャリアを考えた上で応募しているか】が挙げられます。もっと簡単に言えば【この会社でこんな事がしたい】という明確な意思を述べることができるかで印象は大きく左右されます。
例えば、「転職理由はなんですか?」と聞かれた際に「前職の社風が合わなかった」「キャリアアップしたかった」という理由では、採用担当者は「なぜ当社に応募したのだろう」と感じます。
一方で、「自分は将来的にこういったなりたい姿があり、この仕事に就きたい」と明示できれば、
目的意識をもって応募していることが伝えられます。
まずは自分が将来的どのようになっていたいかをじっくり考えて見ましょう。目標で考える方法は様々ありますが、多くの面接で応用が利く「①Being②Having③Giving」の3つで目標を考える方法を例で挙げます。
- Being
「どのような人間性をもちたいか」 - Having
「何を手に入れたいのか」 - Giving
「なにを与えたいか」
①Beingを例にとると、設定する目標は「頼られる人間になりたい」や「自信をもちたい」など抽象的なものでも大丈夫です。
②そこから「頼られるためにはどういった要素を身につけなくてはいけないのか(②Having)」を考え、希望する企業ならばそれが適うか考えてみましょう。
③それを踏まえて、「この仕事だから目標の自分になれる(③Giving)」と話せれば希望先への熱意は十分に伝わります。
まとめ
上手に転職するためには
■将来性を明確に伝える
■自分の将来像が就職してどう適うかを伝える
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございます。いかがだったでしょうか?新卒学生と一般的な求職者の間に立つ第二新卒は、
その特性をよく理解した上で転職活動を行わなければ応募はするけど内定が出ない…という状況になりかねません。
何を期待され、自分が何をアピールするべきか。相手と自分を知る姿勢はご入社後も必ず役に立ちます。焦りすぎず、じっくり両者のことを考えて自信の長いキャリアを見据えて最適な企業を見つけましょう。
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